[$25] 作ってもらいました
JMB Project
2021.10.02
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※写真は開発中のものです

■これは何?
・PC-8001/8801 の拡張ポート用のサウンドボードです
 PC-8012 があれば PC-8001 でも使用できると思いますが未確認です
・HAL研の「響」と同様に OPMを搭載していますが、ボードの互換性はありません
・入手方法等の情報は akutsu さんの Twitter にて告知します
設計 : akutsu@FC3S.jp
[ JMB-X1 : 仕様 ]
名称 :サウンドボードX (SBX)
構成 :OPM x2 + SSG(PSG)
OPM#1 OPM#2 SSG(PSG)
クロック :4.0MHz 4.0MHz 2.0MHz
I/Oポート :C8h,C9h/C9h CAh,CBh/CBh CCh,CDh/CDh ※WriteAddr, WriteData / ReadData
割り込み :INT3(lv4) なし なし
音声出力 :ステレオ ステレオ モノラル(センター)
[ JMB-X1 : 特徴 ]
・80系, 88系 どちらの拡張ポートにも実装可能 (インストール時に要設定)
・SSG(PSG) に YM2149, YMZ294 を使用した場合は 8MHzS,H にも対応
・使用可能な SSG(PSG)チップ
 SSG : YM2149 (変換基板で YMZ294 にも対応)
 PSG : AY-3-8910, AY-3-8910A
 ※YMZ294 を使用する場合は専用の変換基板を用いてください
 YMZ294 にはレジスタの読み出し機能がありません

■NRTDRV88 for JMB-X1 (NRTDRV88J) - PC-8801, PC-8001mkII/SR



製作 : Bookworm
原作 : NRTDRV developers

・PC-8801系, PC-8001mkII/SR + JMB-X1 で NRTDRV用データをフルスペックで演奏するプレーヤーです
 JMB-X1 のアプリケーション第一弾として Bookwormさんに作っていただきました
 PC-8801 用の NRDプレーヤーとしては Bookwormさんの「響」用「NRTDRV88」があります
 これと区別するため、JMB-X1 用の略称は「NRTDRV88J」とします
 これで、X1 界隈の皆さんが育ててきたコンテンツを完全な形で味わうことができます
 これからは 88/80 の私たちも作る側で参加しましょう!
NRTDRV用のデータ(NRDファイル)は、Windows用のクロスMMLコンパイラで生成します (参照 : NRTDRV)
 JMB-X1 + NRTDRV88J での利用では上記コンパイラに加え、ディスクイメージ書き戻し手段が別途必要になります
 
[概要]
・なるとさんのご厚意によりサンプル曲が収録されています
・ドライブ2 のデータディスクにも対応しています
・N88 Disk BASIC 準拠のフォーマットを採用しています
 データファイル(拡張子 NRD) は「ロード開始アドレス 0x4004 の BSAVE型式」で保存してください
・NRTDRV88J で使用可能な NRDファイルの最大サイズは 45,820byte です ($4004~$F2FF)
 ※本家の 48,896byte ($4000~$FEFF) より小さいので、ファイルサイズに注意してください
・フォーマット, バックアップ機能が付いています
・追加機能を実装する仕組みがありますので、興味のある方はソースを参照してください
 シリアル経由でNRDファイルの追加ができるようになるとうれしいな
 ついでにシステムの更新機能もあるとカンペキです
 ※現状では「ディスクイメージ作成 → 実機へ書き戻し」以外の実用的なデータディスク作成手段がありません
  まぁ使用機材を減らせるわけでもないし、こっちの方が手っ取り早いんですけどね
  汎用のターミナルソフトで運用可能になると潰しが効くかなぁと
・詳細な説明や今後の展開については Bookwormさんの JMB-X1 特設ページ をご覧くださいませ
 
[問い合せ]
・ここで配布しているアーカイブに関する問い合わせは HAL 8999 にお願いします
・実ディスク版の NRTDRV88J が必要な方も HAL 8999 まで希望をお聞かせください
 生ディスクの確保や手間など課題も多いのでどのような形になるか判りませんが、
 希望者が多い様なら配布(有償)を検討します
 
Release 1.00 NRTDRV88J_r1.00.zip [2021.10.02]

[操作方法]
・カーソルの移動:テンキーの [2][4][6][8]
・決定:[RETURN]
・キャンセル:[ESC]
・TEXT VRAM の DMA停止:[f.2]
 重いデータを演奏中にテンポがモタる場合に使ってください
 DMA OFF では画面が消えますが、CPU の実働時間が増えるので改善が期待できます
 キー操作で DMA ON に復帰します
・ユーティリティ:[f.3]
 Drive.1 上のコマンドを実行します
 ・About.UTL:
  ・クレジットを表示します
 ・Format.UTL:
  ・N88 Disk BASIC 準拠のフォーマッタです
   N88 Disk BASIC をお持ちでない方でも利用できるように作っていただきました
 ・BackUp.UTL:
  ・システムディスクのバックアップを作成します
   必ずフォーマット済みのディスクを指定してください
 ・Test.UTL:
  ・拡張コマンドを実装するためのブランチです
   空のダイアログを開くだけのコマンドがサンプル実装されています
・ドライブの変更:[f.4], [f.5]
 ドライブ(ファイルリスト)を更新します
 ・ドライブに変更がない場合もリストを更新します (カーソル位置は先頭に戻ります)
 ・カーソルで NRDファイルを選択し、[RETURN] でロード, 演奏します
 ・演奏中,演奏後に同じファイルを指定した場合は、再ロードせずに先頭から演奏します
  ※[SHIFT]+[RETURN] で指定した場合は強制再ロード後に演奏します
 
[データディスクの作成方法]
・イメージファイルを作り、88/80実機等でディスクに書き戻します
・tools80(Ver. 6.6.24~) の Dir2D88 機能を用いてディスクイメージを作成できます
 ファイル名の変換ロジックなどの注意点は、同梱の readme.txt を読んでください
 ファイルの格納順は Dir2D88 の内部ロジックにより固定です
 予め NRDファイルの冒頭に BINヘッダを付けておく必要があります (面倒)
Bookwormさんの D88SAVER.exe でもディスクイメージを作成可能です
 フォーマット : d88saver NRD_DISK.d88 -2dbas
 データ追記例 : d88saver NRD_DISK.d88 LOVEW.NRD -bin 0x4004

■実機動画 (by akutsu@FC3S.jp さん)

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